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2008年09月17日(水) 17時02分

九重“夢”バーガー:誕生、4店に認定証交付 イノシシ、豊後牛などを素材に /大分毎日新聞

 ◇イメキャラもおいしそう
 観光と農産物をつなぐ新商品「九重“夢″バーガー」開発に取り組んでいた九重町商工会(岐部午二会長)は16日、町内の4事業所に同バーガー店の認定証を交付し、イメージキャラクターの「夢くん」を発表した。日本一の大吊橋(つりばし)、くじゅうの大自然、豊かな温泉郷を軸にした滞在型観光への飛躍と魅力づくりを、グルメ面からも支援する。【楢原義則】
 全国的に有名な「佐世保バーガー」の長崎県佐世保市と九重町は姉妹都市。昨年夏、佐世保にならい、バーガー開発に乗り出していた。イノシシや豊後牛などにこだわる「地産地消」、客の注文を受け客の目の前で調理するなど5認定基準を設け、認定店と独自商品を公募していた。
 認定店はレストハウスやまなみ(長者原)▽町田バーネット牧場(町田)▽九重ショッピングパークアミー惣菜部「タチバナ」(右田)▽九重夢大吊橋農産物直売所(田野)。商品は計9種類で、豊後牛の霜降り肩ロースステーキ入り(バーネット、1000円)、シシバーガー(大吊橋、500円)、豊後牛入りハンバーグ・九重産米おにぎりセット(タチバナ、380円)など多種多彩。
 また、イメージキャラは全国応募作品84点の中から、大吊橋とバーガーをアレンジした大阪市の塩崎栄一さんの作品を選んだ。
 坂本和昭町長は「大吊橋の経済波及効果は356億円だが、町外の恩恵の方が多い。国体や秋の行楽シーズンに向け、グルメ客の舌を楽しませたい」と期待している。

9月17日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080917-00000258-mailo-l44