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2008年09月16日(火) 05時53分

NY原油、急反落=終値100ドル割れ、6カ月半ぶり時事通信

 【ニューヨーク15日時事】週明け15日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米金融市場の混乱で世界景気が一段と冷え込み、原油需要が縮小するのではないかとの観測から大幅反落、米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前週末終値比5.47ドル安の1バレル=95.71ドルと、7カ月ぶりの安値で終了した。また、100ドルを下回って引けるのは終値ベースでは6カ月半ぶり。
 米証券大手リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)を受け、15日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が急降下。これを受け、世界景気の減速に伴いエネルギー需要が減退するのではないかとの見通しが強まって、原油相場は大幅下落した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080916-00000015-jij-int