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2008年09月15日(月) 18時00分

円、105円台前半〔ロンドン外為〕(15日午前9時)時事通信

 【ロンドン15日時事】週明け15日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、米大手証券リーマン・ブラザーズの経営破たんなどを背景に、ドル売りが膨らみ、7月17日以来約1カ月ぶりに1ドル=105円台前半まで急騰した。午前9時現在は同105円15—25銭と前週末午後4時(同107円20—30銭)比2円05銭の大幅円高・ドル安。
 業績不振に陥っていた米リーマンの破たんや、米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の経営先行き懸念を受けて、金融不安が再燃、ドル売りが先行し、円は105円台前半まで急伸した。
 ユーロの対ドル相場は午前9時現在1ユーロ=1.4305—4315ドル(前週末午後4時は1.4170—4180ドル)。対円では同150円50—60銭(同151円80—90銭)。(了)

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〔用語解説〕「リーマン・ブラザーズ」

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