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2008年09月15日(月) 00時18分

台風13号、台湾付近で停滞 石垣便などで欠航相次ぐ中国新聞

 台風13号は十四日夜、風速二五メートル以上の暴風域を伴ったまま台湾付近でほとんど停滞した。日本トランスオーシャン航空の羽田—石垣、那覇—石垣便など同日の十二便が欠航するなど、空の便への影響が相次いだ。

 気象庁によると、台風は今後、やや発達しながら進路を東寄りに変え、十七日には九州など西日本に接近する可能性がある。

 台風は十四日午後九時現在、台北の西北西約六〇キロでほとんど停滞。中心気圧は九八五ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は三〇メートル、最大瞬間風速は四五メートルで、中心から半径一一〇キロ以内は暴風域となっている。

 十五日午後九時には、台北の北北東約二八〇キロを中心とする半径一六〇キロの円内に達する見込み。

 十四日、沖縄県の与那国島で最大瞬間風速三二・二メートル、石垣島で二九・六メートルを観測した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200809150039.html