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2008年09月15日(月) 00時00分

全日空障害で広島なども影響中国新聞

 14日発生した全日空のシステム障害で、中国地方では広島(三原市)山口宇部(宇部市)岡山(岡山市)の3空港で計6便が欠航し、乗客約480人に影響が出た。各空港では運航の遅れも相次いだ。

 広島空港では、羽田発広島行きの1便が欠航したのをはじめ、羽田、札幌、仙台などとの往復便が最大約2時間遅れた。国内線出発ロビーでは、全日空の担当者がチェックイン機と航空券販売機計8台の画面に「調整中」と書いた紙を張った。

 広島、山口両県を巡るツアーに参加した茨城県土浦市の呉服業阿部勝男さん(50)は東京から約2時間遅れで着いた。「初日は散策時間がつぶれ、泊まるだけになった。出発時点でツアー参加を取りやめた人もいた」と憤っていた。

【写真説明】自動チェックイン機の画面に「調整中」の紙を張る全日空の担当者(三原市の広島空港)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809150025.html