上司の登記専門官も逮捕＝岐阜の宅地開発不正事件−名古屋地検（時事通信）

2008年09月15日(月) 01時29分

　岐阜市内で宅地開発を手掛けた業者が、計画地に隣接する無担保の土地の面積を実際より広く登記したとされる事件で、名古屋地検特捜部は14日、公電磁的記録不正作出・同供用の疑いで逮捕した元岐阜地方法務局登記官2人の上司だった元同法務局総括表示登記専門官辻耕一容疑者（59）を同容疑で逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
　特捜部は、不正登記を申請した岐阜市の土地開発会社社長中村満容疑者（58）＝電磁的公正証書原本不実記録容疑などで逮捕＝から、何らかの働き掛けがあったとみてさらに調べを進める。　

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