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2008年09月15日(月) 09時15分

テレビ朝日 人気バラエティー“輸出” 英米で販売産経新聞

 米国最大手の芸能系エージェント、ウィリアム・モリス・エージェンシー(WMA)が、テレビ朝日の人気バラエティー番組3本を英米で販売することになった。テレビ朝日では「番組が世界的に認められた証拠。多くの国の人々に楽しんでもらえたら」と話している。
 テレビ朝日によると、WMAとは先月、販売代理店契約を結んだ。対象となるのは、人気スターが手料理のでき栄えを競う「愛のエプロン」(現在、放映は終了)▽「いきなり!黄金伝説」の人気企画「芸能人節約バトル1ケ月1万円生活」▽「ロンドンハーツ」の人気企画「格付けしあう女たち」−の3番組。「格付け〜」は米国内のテレビ局、あとの2番組は英米2カ国での販売となる。
 テレビ朝日は自社番組の海外販売を平成12年から本格化。毎年4月に米で行われる番組などの国際見本市に番組を出品するなどしていた。今回の3本について同局の番組販売部は「米国では見られない新鮮な企画内容であることに加え、出演者のキャラクターが際立っていることが受けた」と分析している。
 同局の番組では「小学生クラス対抗30人31脚」がタイで、「ロンドンハーツ」の複数の人気企画がロシアやベルギー、オランダなどで放映中。今回の3番組は早ければ来年から放映される可能性もあるという。
 米国ではここ数年、視聴者参加の双方向型バラエティー番組「リアリティー・ショー」が人気を呼んでいるが、これにはフジテレビ系の「料理の鉄人」のリメーク版「アイアン・シェフ・アメリカ」やTBS系の「風雲!たけし城」の英語吹き替え版の影響も見逃せない。最近では、米フォックス・チャンネルがフジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「脳カベ」のリメーク「ホール・イン・ザ・ウォール」の放送を開始した。(岡田敏一)

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