14日午後5時15分ごろ、奈良市高畑町の市道で、木が倒れて塀に当たり、先端から折れて歩道に落下、通り掛かりの愛知県三好町の男児(5)ら子ども3人に当たった。
男児は頭を打って重傷、妹(3)といとこの女児(4)が軽いけがをした。奈良署は業務上過失傷害の疑いがあるとみて、木があった土地の所有者を確認している。
同署によると、3人は2家族で観光に訪れており、奈良公園から両親と一緒に駐車場へ戻る途中だった。
落ちてきた木片は、長さ約1メートルと約1・5メートルの2つで、直径約15センチ。木があった土地は塀で囲まれ、中は竹がうっそうと茂っているという。