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2008年09月15日(月) 01時02分

台風13号、台湾付近で停滞 石垣便などで欠航相次ぐ東京新聞

 台風13号は14日夜、風速25メートル以上の暴風域を伴ったまま台湾付近でほとんど停滞した。日本トランスオーシャン航空の羽田−石垣、那覇−石垣便など同日の12便が欠航するなど、空の便への影響が相次いだ。

 気象庁によると、台風は今後、やや発達しながら進路を東寄りに変え、17日には九州など西日本に接近する可能性がある。

 台風は15日午前零時現在、台北の北西約80キロでほとんど停滞。中心気圧は985ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径110キロ以内は暴風域となっている。

 16日午前零時には、台北の北北東約260キロを中心とする半径160キロの円内に達する見込み。

 14日、沖縄県の与那国島で最大瞬間風速32・2メートル、石垣島で29・6メートルを観測した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008091401000492.html