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2008年09月15日(月) 20時21分

NY原油、一時96ドル台 ハリケーンの被害が限定的東京新聞

 【ニューヨーク15日共同】ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる米国産標準油種(WTI)10月渡しが15日の通常取引前の時間外取引で一時、1バレル=96ドル台をつけた。

 米南部テキサス州メキシコ湾岸に上陸したハリケーンの石油生産施設に対する被害が限定的で、売り注文が広がった。原油相場は12日、今年4月上旬以来約5カ月ぶりに100ドルを割り込んだ。市場関係者は「日米欧の景気後退懸念による原油需要の減少観測が重しになっている」(米系投資顧問会社)と話した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008091501000276.html