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2008年09月15日(月) 18時12分

バンク・オブ・アメリカ 合併されるメリルリンチ東京新聞

 バンク・オブ・アメリカ 米銀行大手。1784年に創業した商業銀行がルーツで合併・買収を重ねて発展、米国内に6100を超える支店網を展開している。サブプライム住宅ローン問題の影響で業績が悪化し、2007年夏に同問題が本格化して以来の関連損失は200億ドル(約2兆1000億円)超。08年1月には経営難に陥った米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの買収を決定。

 メリルリンチ 1914年創業。本社はニューヨークで世界約40カ国・地域に拠点を展開。顧客からの預かり資産総額が約1・6兆ドル(約170兆円)の世界有数の総合金融グループ。従業員は約6万人。自主廃業した山一証券の社員や店舗を引き継ぎ、98年に日本市場に本格進出した。サブプライム住宅ローン問題の影響で今年4−6月期まで4四半期連続で赤字を計上。関連損失は400億ドルを突破した。(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008091501000364.html