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2008年09月15日(月) 22時36分

ロンドン原油も急落、一時7か月ぶりの安値水準読売新聞

 【ロンドン=是枝智】15日のロンドン国際石油取引所の原油相場は、取引の中心となる北海ブレント先物(10月渡し)の価格が一時、前週末より6ドル以上安い1バレル=91・17ドルまで急落した。

 今年2月以来、約7か月ぶりの安値水準だ。

 米国を襲った大型ハリケーン「アイク」での被害が予想より小さかったことに加え、米リーマン・ブラザーズの経営破綻(はたん)の影響で、投機筋によるリスク回避の売りが膨らんでいるためだ。午後2時20分(日本時間午後10時10分)現在、1バレル=92・38ドルで取引されている。

 国際的な指標であるニューヨーク市場の米テキサス産軽質油(WTI、10月渡し)の価格も大きく値を下げており、15日の時間外取引で一時、1バレル=94・13ドルまで急落した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000042-yom-bus_all