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2008年09月15日(月) 21時18分

「殺してやろうと思った」=新井容疑者が供述−7人殺傷事件・石川時事通信

 石川県白山市の神社境内で7人が殺傷された事件で、露天商新井敏明容疑者(42)が鶴来署捜査本部などの調べに対し、「殺してやろうと思って車を突っ込ませ、切り付けた」と殺意を認める供述をしていることが15日、分かった。捜査本部は同日、殺人などの疑いで同容疑者を金沢地検に送検した。
 新井容疑者は動機について、「テントにいた人たちに『小さい』『向かってこれんやろ』などと悪口を言われ、腹が立った」と供述しているが、やりとりの詳細はあいまいな部分も多いという。
 一方、地元の町会長は「トラブルがあったとは聞いていない」と話し、祭りを訪れた人からも新井容疑者との間で問題が起きたという話は出ていない。このため、捜査本部は慎重に動機面の裏付けを進めている。 

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