2008年09月14日(日) 07時50分

北京パラリンピック　国枝、順当に決勝進出　金へ「百パーセント自信」（産経新聞）

　【北京＝川越一】北京パラリンピックの車いすテニス男子シングルス準決勝で１３日、第１シードの国枝慎吾選手（２４）＝千葉＝はオランダ選手を６−１、６−１のストレートで下し、順当に１５日の決勝に進んだ。

　時間にしてわずか５０分。ほぼ完璧（かんぺき）な試合運びに、国枝選手も自画自賛。豊富な練習量はもちろん、対戦相手のデータ収集もぬかりない。「レシーブのパターンがあるので、サーブをここに打っておけば、そこに返ってくるという読みはほぼ当たった。データ収集は自分が一番している」。相手の打ち返すコースを予測して車いすを動かすから、一見、無理にみえるコースにも追いつくことができる。

　「ここまできたらやってきたことを出すだけ。（金メダルの自信は）もう百パーセントあります」。４大大会を制した無敵の王者は、決勝を前に早くも優勝を宣言した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000009-san-l12