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2008年09月14日(日) 14時40分

リーマン救済交渉、大詰め=「決裂なら破産法申請も」と米紙時事通信

 【ニューヨーク14日時事】経営難に直面した米証券大手リーマン・ブラザーズの将来をめぐる米政府仲介の下での大手金融機関首脳らによる救済交渉が大詰めを迎えた。協議は14日も継続されるが、公的資金投入に拒否反応を示す政府側と、大規模な政府支援を期待する金融機関側との意見の隔たりは大きく、難航も予想される。
 救済策がまとまらなければ、最悪の場合、破産法適用申請を余儀なくされる恐れもある。1850年設立の老舗リーマンは創業以来最大の危機を迎えた。
 リーマンをめぐっては、米銀大手バンク・オブ・アメリカや英金融大手バークレイズなど複数の金融機関が買収の可能性を含め、関心を示しているとされている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000040-jij-int