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2008年09月14日(日) 01時08分

イラク各地で自爆テロ、テレビ記者など計46人死亡スポーツ報知

 イラク中部ドジャイルの商店街で12日、自動車爆弾を使った自爆テロがあり、AP通信によると、少なくとも32人が死亡、43人が負傷した。首都バグダッドなどで治安部隊を標的にした爆弾攻撃も発生、13日までにイラク国内で計46人が死亡した。

 ドジャイルでは警察署を狙ったとみられるが、近くの診療所も大きな被害を受けた。イスラム諸国は現在ラマダン(断食月)の期間中。事件は日中の断食が終わる日没の直前に発生、現場は食事の準備をする買い物客で混雑していたという。

 また、イラクの独立系テレビ、アッシャルキーヤは、同テレビの記者ら職員4人が13日正午ごろ、北部のモスルで武装集団に拉致され、郊外で銃撃されたとみられる遺体が見つかったとする声明を放送した。

 ロイター通信によると、バグダッドでの治安部隊を標的にした爆弾攻撃では計10人が死亡した。(共同)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080914-OHT1T00101.htm