2008年09月14日(日) 19時14分

「生理用ナプキン」新マルチ商法、男性会員も急増中？—広東省深セン市（Record China）

2008年9月11日、中国のポータルサイト「奥一網」は、広東省の深センで「女性の生理用ナプキン」を利用したマルチ商法が横行していると報じた。会員の半数以上は男性だというが、その実態は果たして…？

記事は、記者の潜入レポートとして掲載された。問題の商品は、「マイナスイオン入りの生理用ナプキン」。婦人病や男性の前立腺の病気にも効果があるとうたっている。会員になるためには、まずこれを大量に購入する必要があるが、中には「ダイヤモンド会員になれる」と言われ、1万2900元（約19万円）で30箱も購入した者も。その後「子会員」や「孫会員」が増えれば、自分はどんどん儲かるというふれ込みだ。 【その他の写真】

深センでは一攫千金を狙う農村からの出稼ぎ労働者を中心に、この「ナプキン商法」が急速に拡大しているという。メーカーや販売業者でもない、大の男が汗水たらして「女性用生理用品」を売り歩く姿は周囲からは奇妙かつ滑稽にみえかねないが、当の本人たちは金儲けのため必死なのだそうだ。（翻訳・編集/NN）

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000018-rcdc-cn