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2008年09月14日(日) 09時56分

市民球場の歴史や魅力を体感中国新聞

 ファイナルイヤーを迎えた広島市民球場(中区)の魅力を体感するイベント「ありがとう 市民球場」が13日あった。県内外の小学3—6年約300人が、歴史ある球場を見学した。

 広島東洋カープの元職員渡部英之さん(78)と、OB会の長谷部稔会長(76)が、バックネット裏でカープと市民球場の歴史を語った。「あこがれ」のグラウンドで、達川光男元監督(53)をはじめOB選手10人の指導を受けながら、トスバッティングも体験した。

 全長約10メートルの布製のこいのぼりに、メッセージを書き込んだうろこを両面テープで張り付けた。「市民球場をぜったいにわすれません」「ありがとう」と心を込めたフレーズが目立った。参加した児童たちは21日は中日戦を観戦。五回終了時にこいのぼりを掲げてグラウンドを行進する。

【写真説明】市民球場やカープへの思いを書き込んだうろこを巨大こいのぼりに張る児童

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809140097.html