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2008年09月14日(日) 09時56分

公立小校内暴力3年連続で増中国新聞

 2007年度に岡山県内の公立小学校で児童が起こした校内暴力の件数は207件と前年度に比べて42.8%増えたことが、県教委の調査で分かった。3年連続の増加で、統計を取り始めた1997年度以降最多となった。県教委は「感情を抑制できない児童が増え、対人関係を築く能力も低下している」と分析している。

 児童による校内暴力の内訳は器物損壊が66件、生徒間が89件、対教師が50件など。加害児童の人数は学年が上がるほど多く、6年生81人、5年生47人、4年生38人、3年生19人、2年生4人、1年生1人だった。学外での暴力は前年度比87.5%増の15件で、99年度(26件)に次ぎ2番目に多かった。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809140056.html