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2008年09月14日(日) 09時56分

盲導犬飼育の心得学ぶ中国新聞

 浜田市旭町の島根あさひ社会復帰促進センター(刑務所)に併設され、来月オープンする中四国地方初の盲導犬訓練センターは13日、飼育ボランティアの説明会を開いた。県内外から愛犬家ら53家族約100人が育成の方法などを学んだ。今後、登録を受け付け、11月からスタートする。

 完成したばかりのセンターであった説明会には、県内のほか、広島、岡山両県からも13家族が参加。ビデオ上映や施設見学、訓練士らの説明に臨んだ。

 盲導犬候補の子犬を10カ月間、飼育するパピーウォーカーは、月2、3回センターに来所▽基本的しつけをしながら屋内で飼育—などが条件。参加者は「ペットの犬がいるが大丈夫か」「週末預かる場合、受け渡しの時間は変更できるのか」などと質問。訓練士は「犬との相性がよければ大丈夫」「ほかのボランティアと調整し、時間の融通をきかせたい」と答えていた。

【写真説明】<上>盲導犬に育成する子犬を抱いて説明する訓練士 <下>盲導犬のPR犬に触れるボランティア志願者たち

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809140043.html