記事登録
2008年09月14日(日) 01時04分

ニューデリーで連続爆発 18人死亡、100人負傷東京新聞

 【ニューデリー13日共同】PTI通信などによると、ニューデリー市内の市場など3カ所で13日、少なくとも4回の爆発が連続して発生し、パティル・インド内相は少なくとも18人が死亡したと発表、地元テレビは約100人が負傷したと報じた。捜査当局は連続爆破テロとみている。在インド日本大使館によると、日本人の被害は報告されていない。

 イスラム過激派組織と関連があるとみられる「インディアン・ムジャヒディン」を名乗るグループが犯行声明を出した。

 爆発が起きたのは、市南部のグレーター・カイラシュ・パート1の市場のほか、中心部のカロルバーグ、コンノートプレイスの市場やショッピングエリア。週末で、多くの買い物客で込み合っていたという。爆弾は中心部の観光名所インド門付近などでも見つかった。

 最初の爆発はカロルバーグで午後6時すぎに起き、コンノートプレイスで2回、グレーター・カイラシュ・パート1でも1回の爆発があった。爆弾は三輪タクシーやごみ箱などに仕掛けられたとみられ、45分ほどの間に次々と爆発したという。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008091301000755.html