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2008年09月14日(日) 01時18分

<インド>ニューデリーで連続爆発 10人死亡60人負傷毎日新聞

 【ニューデリー栗田慎一】インドの首都ニューデリーで13日、中心部の市場など3カ所で連続5回の爆破テロがあり、地元警察によると少なくとも10人が死亡、約60人が負傷した。死者は19人との情報もある。バングラデシュなどを拠点にインドでテロ活動を続けているとされる三つのイスラム過激派の連絡組織「インディアン・ムジャヒディン」が犯行声明を出した。

 爆発が起きたのは、中心部のコンノート・プレイスなどいずれも市場。爆弾はゴミ箱や三輪自動車(オートリキシャ)などに仕掛けられ、午後6時10分から30分ほどの間に次々と爆発したという。ニューデリーの日本大使館などによると、被害者の中に日本人は確認されていない。

 犯行声明には「イスラム教徒のための復讐(ふくしゅう)として九つの爆弾を仕掛けた」とあり、警察は中心部の観光名所インド門付近などで3発の不発弾を発見した。

 ニューデリーでは05年10月にも連続爆破テロがあり、約60人が死亡した。

 同組織は昨年11月の中北部ウッタルプラデシュ州の爆破テロや7月の南部バンガロールと西部グジャラート州での連続爆破テロでも犯行声明を出した。しかし、組織の実態は不明で、いずれの事件も捜査は難航している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000001-mai-soci