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2008年09月14日(日) 00時43分

徳島のJR高徳線、ドア半開きで3キロ走行…けが人なし読売新聞

 13日午前11時ごろ、徳島県鳴門市大麻町のJR高徳線池谷駅で、鳴門発徳島行き普通列車(2両)が発車直後、2両目後方右側のドアの片方が約10センチしか閉まらず、動かなくなった。

 列車はドアが45センチほど開いたまま、次の勝瑞駅までの約3キロを約4分間にわたって走行。乗客約60人がいたが、車外への転落やけが人はなかった。

 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、事故につながりかねない「重大インシデント」と判断。同日夜、調査官2人を現地に派遣して不具合の原因を調べている。

 JR四国によると、列車が勝瑞駅に停車した際、偶然、乗り込んできた同社員が異常に気付き、連絡を受けた列車の車掌が手動でドアを閉めたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000000-yom-soci