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2008年09月14日(日) 00時01分

台風13号、与那国島付近に 離島中心に欠航相次ぐ東京新聞

 非常に強い台風13号は13日、沖縄県の与那国島付近をゆっくりと北西に進んだ。与那国島では同日午前6時すぎ、62・8メートルの最大瞬間風速を観測。離島路線を中心に空の便の欠航が相次いだ。

 気象庁は、台風が勢力を維持し動きも鈍いため、先島諸島への影響が長引くとして、14日にかけ暴風や高波に警戒を呼び掛けた。

 気象庁によると、中心の気圧は945ヘクトパスカルで、中心付近の最大瞬間風速は70メートル。中心から半径170キロ以内は風速25メートル以上の暴風になっている。台風の中心は、14日午前9時には与那国島の北西約130キロ付近に達する見込み。15日から16日にかけては東シナ海を東に進み、九州などを直撃する可能性も高まっている。

 13日の空の便は、先島諸島と那覇などを結ぶ離島路線や台北行きの国際線など日本航空グループで計52便、全日空グループで計27便が欠航。14日も日本トランスオーシャン航空の石垣便などで欠航が予定されている。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008091301000210.html