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2008年09月14日(日) 20時31分

「もうかるともちかけられた」三笠フーズ社長が文書で謝罪読売新聞

 三笠フーズは14日、冬木三男社長(73)名で謝罪文書を発表し、同社非常勤顧問(76)から「『上手にやればもうかる』ともちかけられた」などと事故米取引を始めた経緯についても釈明した。

 文書は、A4判で1枚。冒頭、「万死に値するものと深く後悔」「厳しい裁きを受ける覚悟」などと反省の言葉をつらねている。

 取引経緯は、事故米の購入資格をもつ個人商店「宮崎商店」(福岡県)を営んでいた非常勤顧問にもちかけられ、「利益の上がる商売になりそう」と見込んで宮崎商店の営業権の買いとりを決断した、としている。

 メタミドホスに汚染された中国産もち米は、福岡県と熊本県の米穀店に直接納入したとし、伝票上の転売先となっている佐賀県の仲介業者との取引は架空だったと認めた。しかし、「それ以後の流れについて私自身まったく関知しておりません」とした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000028-yom-soci