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2008年09月14日(日) 20時12分

<大相撲秋場所>新理事長「責任は協会に」 あいさつで謝罪毎日新聞

 力士の大麻問題で揺れる大相撲の秋場所が14日、東京・両国国技館で初日を迎えた。恒例の協会あいさつで、北の湖前理事長に代わって8日就任した武蔵川新理事長(元横綱・三重ノ海)が「度重なる不祥事に関する責任はすべて日本相撲協会にあり、大相撲を愛してくださるすべての皆様方に心よりおわび申し上げます」と異例の謝罪。「今後は協会が一丸となり、一人一人が自覚を持って再発防止に努めて参ります」と再出発を誓った。

 前理事長時代の協会あいさつは、定型文を読み上げるだけだったが、相次ぐ不祥事に理事長自身が初めてファンの前で直接謝罪した。全取組が終了した打ち出し後、武蔵川理事長は「自分の気持ちを出して協会全体のことを謝罪しなければいけないと考えた。生の声で、少しでも伝わってくれれば」と話した。【大島祥平】

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