2008年09月14日(日) 20時08分

「責任はすべて私ども」秋場所初日、武蔵川理事長が謝罪（読売新聞）

　元ロシア人関取による大麻吸引騒動など大相撲で起きた一連の問題を受け、日本相撲協会の武蔵川理事長（元横綱三重ノ海）は秋場所初日の１４日、恒例の「協会ごあいさつ」で、「度重なる不祥事の責任は、すべて、私ども日本相撲協会にある」と謝罪した。

　文案を自分で考えたという武蔵川理事長は、１分４０秒間のあいさつの半分以上を謝罪の言葉に割いた。しっかりした口調で、「大相撲を愛して下さるすべての方々に多大なご迷惑とご心配をおかけし、心よりおわび申し上げます」と続けると、満員御礼の館内から大きな拍手が起きた。

　この日の全取組が終了した後、武蔵川理事長は「足りないとは思うけど、精いっぱいでした。申し訳ない気持ちを伝えたかった」と、心境を語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000026-yom-spo