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2008年09月13日(土) 17時02分

選挙:衆院選 民主、2区除き順当に公認 /長崎毎日新聞

 民主党が12日に次期衆院選の第1次公認候補を決定し、県内では、1区は現職の高木義明氏(62)▽3区は現職(比例九州)の山田正彦氏(66)▽4区は元職の宮島大典氏(45)——が順当に公認された。薬害C型肝炎訴訟の九州訴訟原告、福田衣里子さん(27)に出馬を打診している2区は、「空白区」のままとなった。
 民主県連は「政権交代に向け全員の当選を目指す」(高木県連代表)としている。渡辺敏勝幹事長は、高まる解散総選挙の可能性に触れ「政権交代に立ち会う記念すべき候補者。全員気持ちを引き締めている」と話した。
 人選が難航する2区では、福田さん1人に絞って出馬の要請を進めており「詰めの段階」(高木代表)という。福田さんは「人生最大の決断になるので慎重に決めたい」と話しており、九州訴訟の弁護士ら親しい関係者と相談している。
 一方、社民党も「このままでは選挙まで時間がなくなる」(前田富雄県連代表)と2区に独自候補擁立を模索しており、両党の調整が課題となる。【錦織祐一】
〔長崎版〕

9月13日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000183-mailo-l42