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2008年09月13日(土) 20時40分

<事故米転売>「三笠」米を米産に書き換え販売 神戸の会社毎日新聞

 三笠フーズの汚染米転売問題で、神戸市の穀物販売会社「大豆油糧」が、三笠フーズの中国産もち米の産地を米国産と書き換えて販売していたことが13日、分かった。担当者は「国内産として購入した。汚染米とは知らなかった」と話している。

 大豆油糧によると、同社は堺市の「大和商会」に米国産もち米を納入していたが、今年5月に米国産が売り切れたため、「国内産」として在庫していたもち米のラベルを付け替え、8月までに約700キロを出荷した。

 大豆油糧は、三笠フーズが転売した問題のもち米を、大阪府内の業者から約3トン購入。このうち約700キロを大和商会に、約300キロを和歌山県内の業者に販売、残り約2トンは返品したとしている。

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