記事登録
2008年09月12日(金) 18時58分

<赤ちゃん結石><続報>6月にも同様の通報、そのまま放置か—質検総局Record China

2008年9月11日、中国の有名メーカー「三鹿集団」の粉ミルクを飲んだ乳児が「腎結石」にかかっていた問題で、国家質量監督検験検疫総局(質検総局)が今年6月、消費者からすでに同様の苦情を受けていたことがネットユーザーの指摘でわかった。南方日報が伝えた。

指摘によると質検総局は6月30日、同局ウェブサイトの掲示板で、消費者から湖南児童医院で「三鹿製粉ミルク」を飲んでいた5人の乳児が「腎結石」にかかったとする通報を受けていた。この消費者はわざわざ「これ以上被害者を出さないために、粉ミルクを徹底的に調査するよう」訴えていたという。 【その他の写真】

ところが同局は、食品生産監管司からの回答として「もう少し詳しく教えてください」と答えただけで、それ以上の調査は行わなかった。掲示板の書き込みは現在、閲覧することが出来なくなっており、回答だけが辛うじて残されているのみだという。(翻訳・編集/NN)

【関連記事】
粉ミルクが原因か?乳児14人が相次いで「結石」で入院、衛生庁が調査開始—甘粛省
<赤ちゃん結石><続報>南京でも6人を確認、やはり粉ミルクが原因か—江蘇省南京市
<赤ちゃん結石><続報>粉ミルクで赤ちゃん1人死亡と発表—甘粛省
<赤ちゃん結石><続報>メラミン汚染ミルク、大手が製造—甘粛省
<赤ちゃん結石><続報>粉ミルクを回収へ、衛生部がメラミン混入を示唆—中国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000024-rcdc-cn