記事登録
2008年09月12日(金) 00時00分

ハイブリッド収集車導入へ中国新聞

 福山市は、ごみ収集にディーゼル・ハイブリッド車を導入する。二酸化炭素(CO2)排出抑制など環境に優しい町づくりの一環。液化天然ガス(LNG)を燃料とする収集車は他市にもあるが、ハイブリッド車は導入準備を進めている下関市と並んで中国地方で初となる。

 導入するのは2トン車4台。ディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせて走行するエコカーで、一般のディーゼル車に比べCO2排出量が25%削減できる。燃費は逆に3割程度向上するという。市は既に発注しており、稼働開始は12月ごろを見込んでいる。

 市のごみ収集車は2—10トン車が69台あり、実際に稼働しているのは50台弱。本年度から京都議定書の約束期間が始まったことや原油価格の高騰などを受けて、市としてCO2排出など環境対策に力を入れようと導入を決めた。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200809120012.html