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2008年09月12日(金) 16時00分

事故米食用転売:汚染米焼酎、府内でも続々撤去 小売店、対応に追われる /京都毎日新聞

 米卸加工会社「三笠フーズ」(大阪市)による事故米がアサヒビールの芋焼酎の原酒材料に含まれていた問題で11日、府内の小売店でも撤去などの対応が相次いだ。
 京都生活協同組合(本部・南区)は同日午前11時前、府内21店舗に対して、「かのか黒麹仕込み25度」(1・8リットル、900ミリリットル、220ミリリットル)と「とんぼの昼寝25度」(720ミリリットル)の撤去を指示。焼酎の売り場に「生協で買った対象商品が手元にあれば返品に応じる」との内容の立て札を設置するようにもした。
 酒類量販店「リカーマウンテン宇治槙島店」(宇治市槙島町)では午前10時の開店前までに、芋焼酎「かのか黒麹仕込み25度」など約10本を撤去した。ジャスコ久御山店(久御山町森)では、午前中に、店頭に並んでいた約30本を撤去。イトーヨーカドー六地蔵店(宇治市六地蔵)でも午後に、扱っていた20〜30本を店頭から撤去した。【大西康裕、藤田健志】

9月12日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000206-mailo-l26