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2008年09月11日(木) 21時09分

元若ノ鵬、解雇不服で提訴=地位確認など求める−大相撲時事通信

 大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕、処分保留で釈放されたロシア出身で大相撲元幕内若ノ鵬(20)が11日、日本相撲協会から解雇されたことを不服として、同協会に力士としての地位確認などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
 元若ノ鵬は東京都内で記者会見し、「自分が全部悪いが、どうしても相撲をやりたい。相撲協会に戻るために裁判をやります」と話した。弁護士は「過去の不祥事に対する処分に比べ今回の処分は極めて厳しい。苦渋の選択だったが、生活費の問題もある」と説明した。
 元若ノ鵬は9日に東京・両国国技館の相撲協会を訪れ、武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)に復帰を嘆願したが、同協会には解雇された者は戻れない規定があるため、受け入れられなかった。
 同協会は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000171-jij-spo