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2008年09月10日(水) 18時33分

JR北海道、ICカード乗車券「Kitaca」を10月25日に開始Impress Watch


 JR北海道は10日、ICカード乗車券「Kitaca」のサービス開始日を10月25日に決定したと発表した。サービス開始を記念した記念Kitacaも限定1万枚で販売する。

 Kitacaは、あからじめICカードにチャージしておくことで切符を購入する必要なく乗車できるサービス。名称は「JR北(キタ)海道のICカード」から名付けられており、イメージキャラクターには空を舞う姿が改札を通過するカードを連想するとして「エゾモモンガ」が選ばれている。

 カードは無記名Kitaca、デポジット(預かり保証金)500円と個人情報の登録が必要な記名Kitaca、定期券機能を搭載したKitaca定期券の3種類を用意し、記名KitacaおよびKitaca定期券は紛失時の再発行にも対応。2009年春にはJR東日本の「Suica」との相互利用および電子マネーサービスの開始を予定する。

 すでにJR北海道ではKitacaのモニター試験を10月1日に開始すると発表していたが、正式サービス開始日も10月25日に決定。無記名Kitaca、記名Kitaca、Kitaca定期券の3種類を各駅営業開始時刻より発売する。サービス開始日以前の前売は行わず、磁気式定期券からKitaca定期券への変更も当日より対応を開始する。

 10月25日より販売する記念Kitacaは、イメージキャラクターのエゾモモンガと「祝デビュー」と書かれたくす玉のイラストがデザインされたもので、札幌、小樽、手稲、桑園、江別、岩見沢、新札幌、千歳、苫小牧の9駅で販売。価格は1枚2000円で、デポジットの500円を除く1500円を乗車用に利用できる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000029-imp-sci