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2008年09月10日(水) 12時01分

アップルの2つのオンラインストア、App Storeはダウンロード数1億本を突破、iTunes Storeはレコメンド機能で活性化MarkeZine

 米Appleは9月9日、「App Store」からiPhoneとiPod touchのユーザーがダウンロードしたアプリケーションの数が、7月11日のサービス開始以来、累計で1億本を超えたと発表した。App Storeでは現在3,000種類以上のアプリケーションが提供され、その90%以上が販売価格10ドル以下、600本以上が無償で提供されている。

 9月10日にはiTunesの新バージョン「iTunes 8」を発表。搭載されたGeniusテクロノジーは、ユーザーが選択した曲をもとにまだ持っていない曲をiTunes Storeの中からレコメンドする機能を持っている。この機能をオンにすると、ユーザーのミュージックライブラリの情報を匿名でiTunes Storeに送信。他のユーザーの情報と合わせて独自のアルゴリズムによってデータを処理し、個々のユーザーのミュージックライブラリに合うようにカスタマイズされた結果を返信する。これによって、インターネットに接続していない状態でも、Geniusプレイリストを自動作成することができる。

 また、iTunes Storeでは、現在、ABC、CBS、The CW、FOX、NBCの主要ネットワークをはじめ、70以上のケーブルネットワークから30,000本を超えるコンテンツを提供。iTunes 8を使うと、ABC、NBC、ShowtimeからHD映像で1エピソード2.99ドルで見ることができまる。

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