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2008年09月10日(水) 19時58分

キー入力暗号化で情報漏えいを防止(トレンドマイクロ)Scan

 トレンドマイクロ株式会社は9月10日、都内で記者発表会を行い、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター2009」のダウンロード販売を同日17時から、店頭発売を9月19日から開始すると発表した。同社取締役 日本地域担当の大三川氏によると、今後1年間で950万ユーザの新規販売・更新を目指すという。

 同製品は、ウイルス対策、スパイウェア対策、有害サイト対策、迷惑・詐欺メール判定、不正侵入対策、個人情報漏えい対策他を提供する総合セキュリティソフト。

 今回のバージョンでは、個人情報保護を強化するキー入力暗号化機能を追加。同機能はキー入力をLocalSSLで暗号化し、OSを介さず直接HTTPSに伝達することにより、キーロガーによる情報漏えいを防止する。また、メモリ使用量も前バージョンより45%削減されている。

 さらに新ラインナップとして初心者に向けて「ウイルスバスター2009 + 保険&PCサポート」を販売する。このサービスは、クレジットカードの不正使用に対し年間最高100万円までの保証が受けられ、またパソコン・インターネットの利用におけるトラブルのサポートを電話・メールで何度でも受けることが出来る。

 東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台6地区ではテレビCMも展開し、同製品を訴求する。会場には、CMに出演する仲間リサ氏も訪れていた。

 価格は、トレンドマイクロ・オンラインショップで1年版が5,980円、3年版が12,800円、6ユーザパックが9,800円、保険&PCサポート1年版が7,980円、ダウンロード1年版が4,980円、保険&PCサポート ダウンロード1年版が6,980円。


【関連リンク】
個人情報保護機能の強化とメモリ使用量45%(※1)削減 「ウイルスバスター2009」9月19日(金)より店頭発売開始

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000003-vgb-secu