記事登録
2008年09月10日(水) 21時44分

輸入商社からも購入=汚染米−三笠フーズ時事通信

 米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が工業用の「事故米」を食用に転売していた問題で、同社が穀物輸入商社「アンドレイ・ファーイースト」(東京都千代田区)からも汚染米を購入していたことが10日、農水省の調査で分かった。商社からの汚染米購入が判明したのは、住友商事、双日に続き3社目で、三笠はカビの生えたタイ産米72トンを購入した。
 農水省によると、アンドレイは2005年度、工業用のりの原料として仲介業者を通じて三笠に売却。三笠がどこへ販売したかは分かっておらず、同省はさらに調査を進める。 

【関連ニュース】
〔写真ニュース〕解雇で説明会=汚染米出荷の九州工場
汚染米転売で告発状提出=会社社長と農水相に対し-新党日本代表
佐賀の業者、名義貸し=「三笠フーズに頼まれた」-汚染米出荷を偽装
汚染米「八千代」など3銘柄にも=奄美の酒造会社、自主回収へ-鹿児島

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000178-jij-pol