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2008年09月09日(火) 20時04分

松下がガス乾燥機を無償修理、誤作動で衣類焦げ7件読売新聞

 松下電器産業は9日、ガス衣類乾燥機の一部で誤作動により衣類が焦げる事故が2007年2月以降に7件起きたため、4機種計5万1513台を無償点検し、誤作動を防ぐ部品を取り付けると発表した。けが人などの被害は出ていないという。

 対象は1997年3月〜99年11月に製造した機種で、東京ガス、大阪ガス、東邦ガスのブランド名で販売されたものも含む。機種名は「NH−G40A3」(松下電器、5223台)、「MA−040C−S」(東京ガス、4万3086台)、「60−017」(大阪ガス、1668台)、「LAD−4F」(東邦ガス、1536台)。

 乾燥時に起きた静電気が機器内のマイコンを誤作動させ、ドラムの回転が止まった後も約3分間ガスの燃焼が続くケースがあった。いずれも安全装置が働き3分以内に止まったため、大きな事故にはならなかったという。

 問い合わせはフリーダイヤル0120・870・696(松下電器、東邦ガス)、0120・486・522(東京ガス)、0120・0・94817(大阪ガス)へ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000044-yom-soci