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2008年09月09日(火) 08時44分

Google、Java 5対応のAjaxアプリ開発ツール「GWT 1.5」をリリースITmediaニュース

 米Googleは8月28日、JavaでAjaxアプリケーションを作成するためのソフト開発ツールの新バージョン「GWT(Google Web Toolkit) 1.5」をリリースした。Google Codeのサイトからダウンロードできる。

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 GWT 1.5は新たにJava 5機能をサポート。Java 5が持つGenerics機能により、クライアントサイドのJavaソースの型の安全性が確保できるようになった。for-eachループ、オートボクシング、staticのインポート、列挙型などのJava 5機能が使えるため、ソースコードの簡素化も可能になった。またStringBuilder、TreeMap、LinkedHashMapなどのJREエミュレーションクラスが追加されている。

 パフォーマンスも改善されており、GoogleによればTreeウィジェットの社内実験で、IE 7で5倍、IE 6で10倍の高速化が実現しているという。

 また開発者にGWTの機能を紹介するサンプル集として、従来のKitchenSinkに代わり「Showcase」が登場。チェックボックスやボタン、メニューなどの例がソースコードとCSSのスタイルとともに紹介されている。

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