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2008年09月09日(火) 20時07分

<横浜・車暴走>被告の懲役16年確定へ 最高裁が棄却決定毎日新聞

 横浜市で05年、下校中の高校生の列に乗用車が突っ込み9人が死傷した事故で、危険運転致死傷罪に問われた無職、小泉祐一被告(26)に対し、最高裁第1小法廷(甲斐中辰夫裁判長)は8日付で上告を棄却する決定を出した。懲役16年とした1、2審判決が確定する。

 1、2審判決によると、小泉被告は05年10月、横浜市都筑区の市道(制限速度40キロ)を時速100キロ以上で運転。カーブを曲がりきれず、私立サレジオ学院高北門付近の歩道を歩いていた同校生徒の列に突っ込み、男子生徒2人(ともに当時15歳)を死なせ、7人に重軽傷を負わせた。

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