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2008年09月09日(火) 12時07分

「最後まであきらめない」=両親らが現場で献花−上智大生殺害から12年・東京時事通信

 東京都葛飾区柴又で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が刺殺され、自宅が放火された事件は9日で発生から丸12年を迎えた。
 現場の自宅跡地では両親らが参加して献花式があり、父親の賢二さん(62)は「時効まであと3年。犯人への憤りは増すばかりで、最後まであきらめない」とあいさつ。時効制度への疑問も口にし、今後は制度廃止に向けて活動する決意も語った。
 式の前には、近くの駅で警視庁亀有署捜査本部の捜査員らが情報提供を呼び掛けるチラシやポケットティッシュを配布した。 

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