記事登録
2008年09月04日(木) 18時06分

ペット用品サイトから1万人の情報流出 カード不正利用被害30件に産経新聞

 ペット用品製造販売業の「ホッタ」(東京都渋谷区)のインターネットショッピングサイトの会員ら約1万人分の個人情報が、中国から不正にアクセスされて流出していたことが4日、分かった。同社にはクレジットカードが不正に利用されたとみられる報告も約30件来ており、警視庁に被害を届け出たという。
 同社によると、流出したとみられるのは、同社が平成16〜19年5月まで運用していたインターネットショッピングサイト「ドッグワンライフ」の会員や利用客約1万人の氏名、住所、電話番号など。個人情報にはクレジットカードの番号や有効期限などの情報も含まれており、同社には「カードが不正に利用された」との届け出が客などから約30件寄せられている。
 今年6月末、カード会社から「サイトから個人情報が漏れているのではないか」との問い合わせを受け調べたところ、同社のサーバーが6月21日に中国から不正アクセスを受けていたことが分かった。

【関連記事】
情報漏えい、社保庁が断トツ 省庁・独法全体で1200件
ウィニーで生徒707人の個人情報流出 神戸市立中の臨時講師
USBメモリー紛失の2隊員を戒告処分 陸自
TBSがメールアドレス流出 設定誤る
データ残したままネットオークションに 岩手県研究所のPC

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000950-san-soci