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2008年09月04日(木) 21時15分

イー・モバイル 「ありえない!」広告に不当表示と警告毎日新聞

 携帯電話通信事業者「イー・モバイル」(東京都港区)が、月額980円のみで通話できるかのように広告やテレビCMで表示し、別途必要になる料金などを小さい文字でしか表記しなかったのは景品表示法違反(有利誤認)に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は4日、同社に警告した。

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 同社は今年2〜4月、駅のポスターや電車内の広告で「定額パック24」を宣伝した際、「ありえない!電話基本料0円」「月々980円で24時間いつでも通話無料」などと表示した。実際には、基本料は無料だが「データ通信利用料」が月に最低1000円かかる。通話相手が同社以外の携帯電話を使っている場合は、別途通話料も必要だった。広告では小さい文字でしか書かず、同じ内容のテレビCMでも短時間しか表示しなかった。

 携帯電話の広告を巡っては、06年12月にソフトバンクモバイルが、昨年11月にNTTドコモとKDDIが警告を受けた。イー・モバイルは今年3月から携帯電話事業を開始。「対象となった広告は掲出を停止した。ご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」とのコメントを出した。【苅田伸宏】

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