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2008年09月04日(木) 03時00分

既存発電所で運行可能=消費電力、最大能力の1%−リニア時事通信

 JR東海が計画中の「リニア中央新幹線」(東京−大阪間)の消費電力について、東京、中部、関西の電力3社の最大発電能力の1%程度にとどまるとの試算をまとめたことが3日、明らかになった。3社の既存の発電余力で運行に必要な電力を確保できるとみられ、新たな発電所の建設を迫られるとの懸念を払しょくした形だ。リニアの想定消費電力が分かったのは初めて。
 JR東海はリニアを2025年に東京−名古屋間で開業する計画で、将来は大阪への延伸を目指している。 

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