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2008年09月04日(木) 16時00分

矢野経済研究所がFX投資家調査を実施 キモノトレーダー(主婦)は1割程度にとどまるMONEYzine

 矢野経済研究所は、9月3日、外国為替証拠金取引(FX)に関する投資家動向アンケートの調査結果を発表した。全国の30〜50歳代の男女10,000人をもとに集計した結果、全国30〜50歳代のネットユーザーにおけるFXの認知度は8割超で、このうち1割超(10.9%)が口座を開設している。

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 FXの口座を開設している者の男女比は、男性が74.1%、女性が25.9%であったが、FXの口座開設時期ごとに男女の構成比を見ると、「2年以上前」は22.0%だった女性が、「6カ月未満」では31.6%と9.6ポイントも上昇しており、現在に近づくほど口座を開設する女性の比率が高まっているといえる。

 FX口座開設者は、「30歳代」が48.2%と最も多く、次いで「40歳代」(36.0%)、「50歳代」(15.8%)となっているが、男女比を見ると、年代が若いほど女性の比率が高くなっている。

 昨今のFXブームで、主婦などの女性が多数FX市場に参入にしたことが英タイムズ紙など海外メディアの目に止まり、「キモノトレーダー」として紹介され、注目を浴びたが、今回の調査では、FX口座開設者の職業別構成では、主婦は10.4%で、いわゆる「キモノトレーダー(主婦)」は全体の1割程度にとどまっている。

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