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2008年09月04日(木) 15時39分

デジタルフォトフレームで遊ぶオーマイニュース

 「デジタルフォトフレーム」を購入した。友人宅で自分の撮ってきた写真を披露するのに、今まではプリントしたものか、パソコン持参だった。これからはSDカードなどのメディアと、この「デジタルフォトフレーム」を持って行けば、コンセントにつないですぐにスライドショーなどを見ることができる。

 今までも“おもちゃ感覚”で、「セガトイズ」から出している「画面1.5インチ」のものや、“卵型”や“ハート型”のフレームの中に画像が出るものなどあったが、今回購入した「SONY/DPF-D70」は、画面が7インチ。卓上において楽しむのに最適サイズだ。

 読み込む画像形式は「JPG」と「RAW」だけだが、デジタル写真の画像形式がほとんど「JPG」形式であることを考えれば、特に不便はない。単にスライドショーで見るだけなら、コンセントにつないでカードを入れればすぐに見られるので、今までのようにパソコンに取り入れてから、ソフトでスライドショーを見ていたのを思うと、とても楽。表示時間も、最短3秒から10秒、30秒、最長で24時間、というのまであり、まさしく額に入れた写真のように楽しむことができる。

 デジカメで撮ってきた画像をすぐに見られることはもちろんのこと、パソコンに記録してある画像を、SDカードに“戻して”、「デジタルフォトフレーム」で楽しむことができるのも楽しい。

 今まではプリント前に、「コンタクトシート」という、いわゆる“べた焼き”サイズのものを見て選んでいたのだが、せいぜいデジタルカメラの液晶画面くらいの大きさにしかならないので、選んだあとでボケているのがわかってガッカリ、ということもしばしばだった。この「デジタルフォトフレーム」で選べば、7インチの大きさがあり、ピントのよしあしも充分にわかる。

 さらにうれしいことには、フィルムで写した写真も、「JPG」形式で保存すれば、これで見ることができる。デジタルカメラに移る前は、フィルムカメラ一辺倒であったので、現像済みネガフィルムがたくさん残っている。これをフィルムスキャンして「JPG」形式で保存すれば、デジタルアルバムができる。現像フィルムは劣化するので、いずれ全部デジタル化しなければならないといけない、と考えていた矢先なので、いよいよはずみがついた感じだ。

 値段は“オープン価格”。“価格.com”などを参考にすれば少しでも安く買える。私は楽天から購入したが、「送料、代引き料無料で1万6680円」であった。1万6000円くらいから2万円くらいまでで買えるようだが、「送料」には用心したほうがよい。

 変わった使い方として、喫茶店などで「おすすめメニュー」などを画像にして入れて、ゆっくりとスライドショーをすれば、自然にお店の宣伝ができると思う。使う人のアイデアで、いろいろな使い方ができそうだ。

(記者:工藤 和江)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000000-omn-sci