記事登録
2008年09月03日(水) 15時30分

メインは携帯、「牛乳に相談だ。」キャンペーンサイトがリニューアルオープンMarkeZine

 伸び盛りの中学生・高校生に牛乳の効果や効能を知ってもらうキャンペーン「牛乳に相談だ。」はPCサイトとモバイルサイトを展開しているが、キャンペーンを手がける電通のねらいは携帯によるコミュニケーションにある。今回のリニューアルでは、マス広告で注意を引いてウェブサイトに誘導した後、サイトだけではなくメールを中心としたone to oneコミュニケーションに落とし込むよう設計されている。

 モバイルサイトのオリジナル企画「牛乳相談会」では、青春の悩みを相談すると牛乳マンガが描かれたデコメによって、相談結果が珍回答として送られてくる。これはテレビCM同様、「青春の悩みを牛乳(の効果効能)が解決する」という図式を擬人化したもの。また、「牛乳待受工房」という新サービスでは、オリジナルの背景画像と自作のコピーを組み合わせ、自分だけの携帯待受画像を作成することができる。

 これまで「牛乳に相談だ。」キャンペーンでは、テレビCMで圧倒的な認知を獲得してきたが、ターゲットとのコミュニケーションはテレビCMが投下される夏と冬の集中的な期間に限られていたという。そのため今回は、PCサイトにモバイルへの誘導という役割を付与し、中高生の身近にある携帯によってキャンペーンとのエンゲージメントを深める施策を展開している。

【関連記事】
200万人がゾンビに変身したモバイルキャンペーン「ゾンビちぇき! 」がカンヌ国際広告祭で入賞
少年ジャンプの歴代人気キャラが駅貼りポスターで競演、缶コーヒー「ルーツ」キャンペーン
がんばれ女子マネ! 大塚製薬がドワンゴの携帯2サイトで「部活」をテーマにしたキャンペーンを展開
大塚製薬のキャンペーンで、日本初の本格的「ソーシャルバナー広告」を展開

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000002-sh_mar-sci