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2008年09月02日(火) 13時00分

ソフトバンクら4社、NFCケータイによる「スマートポスター」システムの実証実験を開始MarkeZine

 「スマートポスター」は、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)技術に対応したICタグを貼り付けたポスターにNFC対応携帯端末(NFCケータイ)をかざすと、ICタグから情報を読み取って携帯の画面などに表示するシステム。

 今回の実験は9月2日から10月31日まで30名のモニターによって行われる。千葉県の複合型商業施設に設置されているディズニー最新映画「ウォーリー」「ティンカー・ベル」のポスターなどにICタグを貼り付けた「スマートポスター」にNFCケータイをかざすと、映画の静止画や動画などデジタルコンテンツを閲覧することができる。また入手した情報から、ハイビジョンテレビの大画面で「ウォーリー」予告編を楽しむこともできるという。実験で仕様するNFCケータイには、MasterCardの非接触決済サービスPayPassも搭載されている。

 日本ではすでにQRコードを使って携帯に情報を取り込む方法が普及しているが、低コストのICタグを使ったスマートポスターとNFCケータイによる情報サービスが新たな選択肢となるか注目される。

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