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2008年09月02日(火) 09時57分

独自閲覧ソフトを開発=100カ国以上で無償提供−米グーグル時事通信

 【シリコンバレー1日時事】米検索エンジン最大手のグーグルは1日、自社公式サイトで独自開発のブラウザー(インターネット閲覧ソフト)の無償提供サービスを2日から始めると発表した。8割近くの世界シェアを握る米マイクロソフト(MS)に対抗、別途開発中の基本ソフト(OS)「アンドロイド」や携帯電話と連動し、ネット顧客基盤を一気に拡充する狙い。
 無償提供するブラウザーの名称は「Chrome(クローム)」で、世界100カ国以上を対象に実施。既存の他社ブラウザーと一線を画し、サイト閲覧速度を飛躍的に向上させたほか、双方向性やシンプルな操作性能が特徴だという。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000041-jij-int