競走馬購入話で750万円詐取＝京都馬主協会元会長を逮捕−府警（時事通信）

2008年09月01日(月) 18時44分

　競走馬の共同購入話を持ち掛け、本来の値段を大幅に上回る金額を振り込ませ、だまし取ったとして、京都府警組織犯罪対策二課と捜査二課は1日、詐欺容疑で、京都馬主協会元会長で不動産会社代表取締役藤本龍也容疑者（71）＝京都市南区久世大藪町＝を逮捕した。「だまし取るつもりでやったのではない」と容疑を否認しているという。
　調べでは、藤本容疑者は2003年2月、知人で建設資材会社代表取締役の男性（50）＝同市西京区＝に、競走馬2頭（計230万円）の共同購入話を持ち掛け、「賞金を稼ぐ良い馬になる」「2頭で1500万円するから半分を出してくれ」などと偽って、現金750万円を同容疑者名義の銀行口座に振り込ませた疑い。　

【関連ニュース】
・〔写真特集〕時代を駆け抜けた名馬列伝
・郵便局員名乗り8000万詐取か=都の退職者名簿使う-38歳男を再逮捕・警視庁
・「床下腐る」とうそ=元社長ら2人逮捕-北海道警
・ 1900万円詐取、男2人逮捕=他人に成り済まし預金引き出す-警視庁
・おい装い計1900万詐取か=別組織で被害の81歳女性狙う-男3人逮捕・警視庁